地域×東武
地域密着型の百貨店 街の魅力・地域と連携した取り組み マイストアを目指した店づくり地域密着型の百貨店


2022年に、池袋本店は60周年、船橋店が45周年を迎えました。
東武百貨店は「地域密着型の百貨店」として、お客様からいただいた要望をカタチにすることでより一層、地域・沿線のお客様に支持されるマイストアの実現をしていきます。
お客様の声をもとに、「商品」・「環境」・「サービス」・「安心安全」において具現化した取り組みは以下からご覧ください。
街の魅力・地域と連携した取り組み
【池袋はこんな街】

池袋駅は、国内トップ3に入る乗降客数を誇る巨大ターミナル駅です。東武東上線をはじめとする8つの路線が乗り入れ、首都圏の通勤・通学路線として多くの方が利用しています。
また、池袋がある豊島区は「豊島区国際アート・カルチャー都市構想」を掲げています。
これは、ハイカルチャーからサブカルチャーまで多様な文化資源を有する豊島区の強みを最大限に活かしながら、
世界からアート・カルチャーの魅力で人や産業を惹きつける都市づくりを進めていくというものです。
さらに、当社が立地する池袋西口地区は大規模な再開発事業が進行中であり、今後ますます目が離せない街であることは間違いありません。
【地域×池袋本店の取り組み】
多様な文化を発信していく街とともに、池袋本店では、様々な芸術や文化イベントを、地元団体として主催、共催しています。
例えば、街を様々な音楽で盛り上げる「池袋ジャズフェスティバル」では、池袋本店の屋上ステージでも演奏が行われたり、
池袋駅周辺地域の街中を会場とするアートフェスティバル「池袋モンパルナス回遊美術館」では、
池袋本店の美術画廊・アートギャラリーも展示会場として参画しました。
この他にも、街全体がフラダンス一色に染まる「東京フラフェスタin池袋」、祭りのエネルギーに満ち溢れた
「ふくろ祭り」や 「東京よさこい」などの地域イベントや、地元商店街などによる地域活動など、
街の活性化に向けた様々な取り組みに参加しています。
【沿線×池袋本店の取り組み】
池袋本店が立地する周辺地域のみならず、沿線地域との様々な取り組みも行っています。
東武鉄道をはじめとする東武グループ企業とも連携を図ることで、
さらなる相乗効果を生み出して、地域・沿線の発展に貢献していきます。
【船橋はこんな街】

船橋駅は、東京駅から電車で30分以内と、都内へのアクセスが抜群なことに加えて、恵み豊かな海や多彩な農産地があるなど、便利さと自然がマッチした街です。
住みたい街ランキングが上昇するなど街の人気も上がっており、実際に船橋市の人口増加も続いています。また、住民の地元愛が強く、「一体感のある街」を作り上げています。
【スポーツチーム×船橋店の取り組み】

千葉県や船橋市をホームタウンとするプロスポーツチーム野球の「千葉ロッテマリーンズ」やバスケットボールの「千葉ジェッツ」、
ラグビーの「クボタスピアーズ」を地域の皆様と全力で応援しているのも船橋店の特色です。
リーグ開幕キャンペーンをはじめ、写真展の開催、フォトスポットやメッセージボードの設置など数多くの企画を立ち上げ、タッグを組んで、オリジナルのコラボ企画を行っています。
【地域生産者・地域企業×船橋店の取り組み】

また、地場産品の紹介や、地域の生産者との協働にも取り組んでいます。
地元で採れた野菜やフルーツ、銘産品を定期的に駅のコンコースで販売する「船橋マルシェ」や、「船橋東武の梨ギフト」、
「千葉・船橋銘産品ギフト」は地域の生産者や企業と連携した取り組みです。
このような取り組みは「自身の街の美味しいものを贈りたい」という地域のお客様に大変好評です。
【船橋市×船橋店の取り組み】

船橋店はこれまでも「船橋セレクション認証品」の販売や様々なイベント開催において、船橋市と様々な連携を図ってきました。
2022年には「船橋市と株式会社東武百貨店船橋店との包括的な連携に関する協定」を締結しました。
連携事業第1弾として、市内学校の作品展示や部活動による演奏会、映画やドラマのロケ風景などの展示会などを行う
「船橋東武秋の文化祭」を開催し、地域のお客様に大変好評でした。さらに、これまで接点の少なかった10代20代のお客様の来店にもつながりました。
今後も船橋市との連携を強化し、さらなる地域の活性化や市民サービスの向上に貢献していきます。
マイストアを目指した店づくり
地域、沿線のお客様のマイストアを目指す当社は、時代の変化や多様化するお客様のニーズに応えられるよう、開店以来、様々な変化を遂げてきました。
【多彩なテナントミックス・カテゴリーミックス】

近年では、多彩なテナントミックスやカテゴリーミックスの店作りを効果的に行い、ライフスタイル全般や趣味志向に対応した品揃えを充実させています。
昨今のライフスタイルの変化をとらえ「くらしのカテゴリー」を強化した「くらしプラス」や、上質な家具やオーディオ、
自転車、盆栽教室などを集積した新たなライフスタイル提案ゾーン、幅広い層に支持されるアウトドアブランドを中心に自分らしい
装いを楽しむ「じぶんプラス」など、従来の品揃えや商品構成に捉われない店づくりを推進しています。
【次世代顧客をターゲットにNEWゾーンオープン(船橋店)】

地域への若い世代の流入が増えている船橋店では、2022年9月に、新たなゾーンをオープンしました。
「わたしのTransit Lounge~ここで気分を乗り換える~」をフロアコンセプトに、20代~30代の女性が
仕事・家事モードからプライベートな「わたし」に戻るくつろぎの空間として、
「食」「カフェ」「生活雑貨」「コスメ」「ファッション」「ビューティー」など複数のカテゴリーをミックスした売場が誕生しました。
この売場改装にあたっては、当社で働く20代~30代の若手社員の意見をもとにプランニングを行うことで、ターゲットと同世代ならではの感覚を重視しました。
これからも東武百貨店は、魅力的な街とともに、時代やお客様の変化に対応した新しい価値を提供することで、お客様に支持される「マイストア」を実現し続けます。
食×東武
食品フロアの魅力 進化し続ける「食」催事食品フロアの魅力
池袋本店の食品フロアは2フロア分の広さを存分に活かした幅広い品揃えと、数多くあるイベントスペースでの季節や旬を彩る期間限定ショップを
展開して、お客様に「選ぶ楽しさ」をご提供しています。
さらに、定期的に発行している「食通信」では、東武百貨店の食品フロアでしか手に入らない、お取引先と一緒に作り上げる「東武企画品」を多数紹介しています。
【東武企画品】

池袋本店60周年開業記念に、全館で開店当時を振り返り、食品フロアでは昔懐かしい味や想い出の味、復刻の味をテーマに、昭和の食をお楽しみいただきました。
また、「和菓子60撰」、「池袋東武の和菓子&洋菓子 手みやげ60撰」の紹介をし、夏の手土産として、
「金魚、スイカ」など『夏の風物詩』をイメージした和菓子や夏に映える「カラフル」なフルーツのケーキやゼリー、
「柑橘系」フルーツを使ったスイーツをなど食品担当がおすすめするスイーツを提案しました。
このように広い売場面積を誇る食品フロアでの品揃えの充実と、東武百貨店でしか手に入らないオリジナルに商品「東武企画品」の提案により、お客様から「食の東武」と高くご支持いただいています。
【東武の「みつばちプロジェクト」】

池袋本店では、東武企画品の試みの一つとして、店舗屋上に巣箱を設置して蜂の養蜂をする「みつばちプロジェクト」を行いました。
みつばちの世話や木箱の掃除をはちみつ専門店と東武職員が共同して行い、採蜜した「池袋のはちみつ」の販売とはちみつを使用したスイーツを地下食品売場で販売しました。
「池袋のはちみつ」の華やかな香りと深いコクを活かすために試食を繰り返して、商品ロゴにもこだわり、お客様に伝わる商品づくりをしました。

このような都市養蜂は、環境への意識を向上させると同時に、受粉を通じて周辺植物の活性化にも貢献できるサスティナブルな取り組みでもあります。
【船橋店の食】

2021年12月、地下食品フロアの生鮮・グロサリー売場を「地域密着」「ワンストップ」「ストレスフリー」をキーワードに18年ぶりに大改装しました。
地域密着店ならでの地元食材の取り扱い強化や、お客様が快適に買い物できるような環境面の整備、生鮮・グロサリー・惣菜から菓子や酒まで、ワンストップで購入できる幅広い品揃えなど、高品質な商品を楽しくお買い物していただける売場を実現しました。
進化し続ける「食」催事
東武百貨店の物産展は両店共にメディアからの注目度の高さと、圧倒的な集客力を誇ります。

池袋本店には、「都内最大級の売場面積を誇る催事場」があります。
東武百貨店の代名詞でもある「大北海道展」は「首都圏売上NO.1」の催事です。
また、2022年に5年目を迎えた「IKEBUKUROパン祭」は、パン催事に早くから着目して実現し、毎回メディアからも多数取り上げられるほどの人気催事の1つです。
物産展では、お客様の期待にお応えするため、その時その場所で、限定数量しか販売されない東武限定品も多数ご紹介しています。 そして、お客様に毎回新たな発見をしていただけるよう、商品やイベントの進化を続けているため、継続して高い支持をいただいています。

また、新規催事にも果敢にチャレンジしています。
2021~2022年度も「IKEBUKURO和菓子ショー」やお客様の声から生まれた「47都道府県にっぽんのグルメショー」、
全国から粉ものグルメを集めた「粉博」、世代を超えたブーム催事となった「昭和レトロな世界展」など、新企画を次々と実現し、多くのお客様に楽しんでいただきました。
リアル店舗ならではのワクワクするような賑わいや、出来立てを味わえるライブ感も当社の「食催事」の魅力です。
企画×若手×〇〇
当社では、先輩のサポートのもと、企画や商談を早い段階から経験します。
若手のうちから、社内外を広く巻き込んで作り上げる企画に挑戦でき、スピード感をもって自分のスキルを高められることが東武百貨店の特徴です。
ベテラン社員×若手社員の感性が融合
【昭和レトロな世界展】

ベテラン社員と若手社員の感性が融合し、今までにない新しい発想の企画が実現したのが、「昭和レトロな世界展」です。
昭和世代のお客様からは「憧れだった商品を手に取り、童心にかえって過ごせた」「懐かしくタイムスリップした気分」
「ノスタルジックな雰囲気に浸れる」など、若い世代のお客様からは「カワイイ」「エモい」「新鮮に感じる」など、
大変多くの反響をいただき、世代を超えて注目される催事となりました。
お菓子メーカーとのタッグ
お菓子メーカーとタッグを組んだ「人気お菓子とのコラボメニュー」企画も、販売促進と食品フロアの若手社員が中心となって実現した取り組みです。
タッグを組んだお菓子メーカーをはじめ、食品フロアやレストラン街など多くのお取引先との調整を重ね、趣向をこらしたコラボメニューが完成しました。

【おやつカンパニー×池袋東武 コラボメニューフェア】
東武百貨店が夏休みの思い出の一つとして百貨店でのお買物とお食事を楽しんでいただきたいとの思いで、
“ベビースターの日(8月2日)”にちなんだ企画で、おやつカンパニーの「ベビースターラーメン」を使ったコラボレーションメニューを販売しました。
食品フロアとレストランフロアが参加して、数多くの趣向をこらしたコラボメニューが実現しました。
【湖池屋×池袋東武 コラボメニュー販売】
湖池屋の代表商品である「ポテトチップス のり塩」と「スティックカラムーチョ ホットチリ味」を、
デパ地下の11 店舗がデパ地下惣菜として大変身させました。
今回のコラボは、池袋本店開店60周年と、湖池屋「ポテトチップス のり塩」60 周年ということで、誕生しました。
