東武グループ・グループ企業との連携企画

東武グループ・グループ企業との連携企画

東武グループ 東武グループは、「お客様の暮らしに密着した事業を通じて沿線地域の発展に貢献する」大規模な企業集団です。2020年3月現在、東武鉄道および連結子会社80社、持分法適用会社3社を連結の範囲とし、運輸事業、レジャー事業、不動産事業、流通事業、その他の事業の5つのセグメントで構成されています。
私たち東武百貨店も、グループ企業との連携を図りながら沿線を活性化させることで、グループ全体の業績向上に貢献することを目指しています。

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東武百貨店では、グループ企業と連携した様々な取り組みを実施しています。
このような取り組みは、「東武グループだからこそできる、オリジナル企画」であり、東武百貨店の大きな強みとなるだけでなく、沿線地域やグループ全体の活性化にもつながります。

グループ企業と連携した取り組みの一例
東武鉄道×東武百貨店
東武東上線池袋駅お子様駅長体験×駅のお仕事体験福袋(2021年初夢福袋)
東武鉄道×東武百貨店
東武ホテル×東武百貨店
国内初進出ACホテル・バイ・マリオット東京銀座で特別体験宿泊福袋(2021年初夢福袋)
  • ACホテル・バイ・マリオット東京銀座
  • ACホテル・バイ・マリオット東京銀座
東武タワースカイツリー・東武タウンソラマチ×東武百貨店
東京スカイツリータウン®満喫ホリデーの開催(2020年秋の大感謝祭企画)
東武トップツアーズ×東武百貨店
日帰り川越散策プラン
(Go Toトラベルキャンペーンの一環として、東武トップツアーズの旅行プラン内に
 東武百貨店レストラン街スパイスの飲食券を組み込んだ企画を実施)

ポテンシャルの高い立地

東武百貨店の立地

東武百貨店は、池袋本店と船橋店の2店舗体制です。

池袋本店
池袋本店

池袋本店は乗降客数が国内トップ3のターミナル駅である池袋駅に直結している立地が大きな強みの1つです。
加えて2020年池袋エリアには、劇場も備えた複合商業施設「Hareza(ハレザ)池袋」や「としまキッズパーク」がグランドオープン、池袋西口側から東口にかけて池袋エリアを周遊する電気バス「IKEBUS」も運行が開始されました。

池袋本店がある豊島区は、日本経済新聞社が発表した「共働き子育てしやすい街ランキング」において、全国151の自治体の中で2020年に「総合第2位」、2017年に「総合第1位」を獲得しています。豊島区は、子育て世代の定着や人口増につなげる「子どもと女性にやさしいまちづくり」を積極的に推進していることから、今後ますます地域全体の活性化が期待できます。

船橋店
船橋店

船橋店もまた、船橋駅に直結したターミナル百貨店です。
千葉県 船橋駅は、東武鉄道を含む3路線が乗り入れる首都圏の巨大ターミナル駅のひとつであり、都心へのアクセスの良さから「住みたい街」としても、高い人気を誇っています。(「2020年SUUMO住みたい街ランキング」千葉県内第1位獲得)
さらに2020年には東武アーバンパークライン全線で急行運転が開始され、船橋店の商圏拡大も期待できます。

東武百貨店には「ターミナル駅に直結している」、「立地する地域の活性化が進んでいる」という高いポテンシャルがありますが、それに決して甘んじることなく、安全安心な取り組みのもと、お客様の期待を超えるような「リアルなお買い物体験の提供」そして、今後はさらに「新たな東武ファン作りにつながる方法」を考えていきます。

地域・沿線顧客の“マイストア”としての取り組み

地域・沿線顧客の“マイストア”としての取り組み

2020年春、政府の緊急事態宣言を受けて臨時休業を行いましたが、食品フロアについては両店ともに営業を継続し、地元のお客様の「マイストア」としての役割を果たしました。
営業再開後は、『お客様の日常に必要な品揃え』としてこれまで取り扱いのなかった“東武オリジナルマスク”の企画や衛生・防災用品の販売にも力を入れました。

  • 安全安心対策グッズ
  • 東武オリジナルマスク

さらに、コロナ下における新たな交通手段としての自転車のニーズが高まっていることを受け、世界的に有名な折り畳み自転車を扱う専門ショップの導入、イエナカ需要の高まりに焦点をあてた特選家具・インテリア催事『マイスタイルリビング』の開催、暮らしを楽しむためのライフスタイル提案の一つとして『盆栽教室』の新設なども行いました。

  • 盆栽教室
  • 盆栽

多彩なテナント また、東武百貨店では「時代や生活スタイルの変化」や「地域・沿線のお客様のご要望」にお応えするため多彩なテナントを積極的に導入してきました。
百貨店初の「ユニクロ」、初の都内大型ターミナル百貨店でのワン・フロアショップ「ニトリ」、ファミリーのお客様向けの施設「にこはぴきっず NHKキャラクターとあそぼう」、船橋店の「ビックカメラ」、そして、2020年には、現代の多様なライフスタイルに合わせた新しい供養スタイルを提供する「はせがわ」を池袋本店と船橋店に導入しました。 あわせて、東武百貨店ではテナント事業を担える人材育成を目的に、テナント運営管理や開発事業を行っている東武グループ企業への出向施策を継続的に行っています。

新しい生活スタイルの変化に合わせ、2020年9月からは両店ともに営業時間の短縮を行いました。
これは「従業員の生活の質の向上」を目的にしたもので、今後は短い営業時間でもご満足いただけるレベルの高い接客を目指すとともに、ご来店しなくてもご満足いただけるECの構築や新規外商事業など、お買い物チャネルの拡充に取り組みます。
そして、時代とともに変化するお客様のご要望に対して、スピード感ときめ細やかさをもってお応えし、豊かな暮らしの実現をお手伝いすることで、東武グループの一員として近隣・沿線のお客様の「真のマイストア」を目指します。

リアルなお買い物体験の提供

リアルなお買い物体験の提供

リアルなお買い物体験の具体例をご紹介します。

大北海道展 まず1つ目が「催事」です。池袋本店には450坪と広い催事場があり、特に物産展がお客様から大変ご好評をいただいています。例えば、東武百貨店の代名詞でもある「大北海道展」。こちらは年に3回行われ、年間売上が15億円を超えることもある「首都圏売上ナンバー1」の催事です。
緊急事態宣言解除後の2020年9月に開催した際は、まずはお客様に安心・安全にお買い物を楽しんでいただけるよう、通常よりも広い通路の確保や、手洗い場の増設などを行うほかに、密回避のためにオンラインショッピングやテレフォンオーダーを充実させて購入方法の選択肢を増やす取り組みを行いました。
そして「帰省や旅行が難しいなかで、北海道にいる気分を堪能していただきたい」、「ご自宅で食事をする機会が増えた時だからこそ、上質でいつもとは少し違ったものを召し上がっていただきたい」という担当者の想いから、「おうちで北海道ごはん」をテーマとして掲げ、お持ち帰りができる「出来立てのおいしい食」のラインナップを強化し、お客様から大変人気を集めました。

催事の企画・運営に挑戦する若手社員の記事は
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IKEBUKUROパン祭り また、パンの香りをかぐと幸せになったり、カレーのにおいでお腹が空いたり、そんな経験は、きっと誰にでもあるのではないでしょうか?
東武百貨店では「IKEBUKUROパン祭り」や「カレーとおやつと」等、多彩な催事の開催を行っています。
このように五感で刺激を感じたり、賑わいを肌で感じたり、なかなか旅行に行くことが難しい状況の中で、プチ旅行体験の非日常感を堪能できること、これぞ、まさに“リアル”な催事場の強みだと考えます。


eatobu 2つ目が「食品売場」です。池袋本店の食品売場「eatobu」や「ハナサンテラス」では、地元のお客様にも毎日喜んでいただけるように、新しい仕掛けで活気作りをしています。
例えば「選ぶ楽しさ、つくる喜び、美味しい食材がたくさん詰まったマーケット」をテーマにしたeatobuには、“百貨店初”や“池袋初”のベーカリーブランドを展開するほか、週替わり、月替わりで人気ショップが出店するイベントスペースも設けた「ベーカリーテラス」があります。
その他2020年にはオンラインで予約したお弁当・オードブルを、すばやく店頭で受け取れるサービスや、一部の地域で買ったその日にご自宅にお届けする「食料品即日ご自宅配送便」も開始しました。
これは、お客様に安全安心で快適なお買い物体験していただくためのサービスの1つであり、まさにお客様の利便性の向上・新しい生活スタイルへの対応策の1つです。

地域密着の取り組み

地域密着の取り組み

ここでは、船橋店のユニークな取り組みを2つご紹介します。

千葉ジェッツふなばし 船橋には、東京や大阪のチームを抑えて「観客動員数ナンバー1」であり続けているスポーツチームがあるのをご存知でしょうか?
プロバスケットボールチームの「千葉ジェッツふなばし」です。千葉ジェッツふなばしは、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(略称Bリーグ)の数あるチームの中でも人気・実力ともにトップレベルを誇っています。
そして、東武百貨店は2012年からオフィシャルパートナーとして千葉ジェッツを応援しています。2020年にはBリーグ2020-21シーズン千葉ジェッツふなばし開幕戦に合わせて応援キャンペーンを開催し、お客様と一緒に声援を届けました。

期間中は全選手のポスターを掲出するコンコースジャックの実施や全長20メートルの富樫キャプテンの懸垂幕の設置、フォトスポットや写真展を開催し、たくさんのファンにご来店いただくとともに、SNSでも数多く発信されました。

東武百貨店 船橋店は「千葉ジェッツふなばし」のほか、プロ野球チームの「千葉ロッテマリーンズ」、船橋を本拠地として日本ラグビーの最高峰リーグで頂点を目指している「クボタスピアーズ」も応援し、会場でのリアルな応援が難しい今だからこそ、各開幕に合わせてイベントを開催することで、地域との連携を強化しています。

ふなばしマルシェ 取り組みの2つ目が地域密着イベント「ふなばしマルシェ」の定期開催です。
これは、2020年から新しく企画したイベントで、東武百貨店 船橋店の建物に隣接するスペースに、屋内外を組み合わせた特設会場を設置して、地元で人気のショップやキッチンカーが出店する企画です。
地元で採れた新鮮な野菜やフルーツのほか、市がふなばし産品として認定した「ふなばしセレクション認証品」も取り揃え、回数を重ねるごとに徐々にお客様に認知され、リピーターや出店希望の声もいただくようになってきました。
コロナ禍で行き場を失った食材が社会問題としても取り上げられるなかで、地元消費を促進することは、「企業の社会的責任として地域社会とともに持続的に発展する」という東武グループ経営方針にも繋がります。

地域密着の取り組みは、地域との一体感を生むとともに、当社にとっても、次世代のお客様にも積極的に働きかけるチャンスでもあると考えています。
船橋には、かつてほかにも百貨店がありましたが、現在は東武百貨店 船橋店が地域唯一の百貨店となりました。これは、当店が地域のお客様に支えられてきた証であり、今後は日本一の地域密着店を目指して、さらにお客様に喜んでいただけるお店作りに取り組み、地域のお客様ひとりひとりのマイストアになることを目指します。

人と地球が共存共栄できる持続可能なライフスタイルのための取り組み

人と地球が共存共栄できる持続可能なライフスタイルのための取り組み

私たちに出来る身近なサステナブル 東武百貨店はCSRの取り組みも強化しています。2020年には「地球を大切に」をキーメッセージに、お客様へ「私たちに出来る身近なサステナブル」を提案しました。
その取り組みのひとつが「マイバッグキャンペーン」や「リサイクルキャンペーン」です。
「マイバッグキャンペーン」の一環として行った“東武オリジナルエコバッグ”の企画・販売は、お客様からもご好評をいただいています。
また「リサイクルキャンペーン」では、2020年10月、池袋本店でご不要になった化粧品の空き容器・婦人靴・ハンドバッグの引き取りを行いました。
引き取りと引き換えにお買物券をプレゼントするというこの企画は、3日間限定で各アイテム1,000点の引き取りを行うというもので、開催期間中はお客様から連日多くのお問い合わせをいただくほど反響がありました。
東武百貨店は今後も「人と地球が共存共栄できる持続可能なライフスタイル」のために、「サステナブル」な活動に取り組んでいきます。