先輩社員インタビュー

田中 美帆(2009年度入社)
池袋本店 販売推進部 インバウンド推進課

海外のお客様にも、東武ファンになっていただくために
東武百貨店の魅力を海外に向けて発信しています!

海外のお客様に東武百貨店の魅力を配信

私の主な仕事は、海外のお客様に東武百貨店の魅力を伝え、ご来店いただく施策を企画・立案し、実行することです。 店内で開催するプロモーションだけでなく、中国や台湾で開催される旅行博に参加し、PR活動を行うなど、実際に現地に足を運んで、東武百貨店の魅力を伝えることもあります。 このような企画は社内のみならず、東武グループ企業や、池袋駅周辺の商業施設やホテルなどと連携して行っています。

東武グループと協同したインバウンド施策

グループの規模を活かした情報発信やプロモーションが開催できることは、東武百貨店の大きな強みの一つです。東武グループでは、各グループ企業のインバウンド担当者が集まる定例会を開催し、情報共有や、グループ協同で行う施策を議論しています。

例えば、東武グループの「東京スカイツリー®」や池袋から東武東上線一本で行くことができる観光地「川越」などは、外国人観光客にとても人気があります。
そこで各国の人気ブロガーの方々に、「東京スカイツリー®」や「川越」と合わせて東武百貨店も紹介していただく施策を、グループ協同で行い、「東武グループとしての魅力」を海外に発信しています。
その他にも、東武鉄道が招待した中国のインフルエンサーの方に沿線の魅力を紹介していただく生中継の動画配信の中で、東武百貨店を取り上げていただきました。
現地の方の目線で魅力を伝えていただいたことで、動画の再生回数は約80万回を記録し、来店のきっかけ作りにつながりました。 配信中は「日本に行ったら東武百貨店に行きたい!」といったコメントをいただき、こんなにも多くの方に東武百貨店をご紹介できたことを、非常にうれしく思います。

最近では、ミス・インターナショナルの協賛企業である東武鉄道と協同で、2018ミス・インターナショナル各国代表に東武百貨店へお越しいただき、「おもてなし」と「和」の文化を体験していただくツアーを、インバウンド施策として手掛けました。
当日お越しいただく各国代表は、当社のインバウンド売上の多くを占めるアジア圏の代表を中心に選定しました。さらに、開店時のお客様のお出迎え、盆栽作り、着物の着付けなど体験した様子を、各国代表自ら、SNSで発信していただくことで、東武百貨店の魅力を海外にお届けしました。 当日は、多くの日本人のお客様にもお越しいただき、とても盛り上がりました。

海外のお客様にご満足いただくために

2020年東京オリンピックに向けて、訪日外国人数の増加が見込まれます。 来日された際には、東武百貨店を利用していただき売上拡大につなげられるよう、魅力満載のPR活動やプロモーションを実施していきたいです。
東武百貨店にお越しいただいたからには、「また日本に来たときには東武百貨店に行こう!」と満足して帰国していただきたいです。そのために、海外のお客様がお買い物をするときに不便のないようサービスの拡充にも、スピード感をもって取り組んでいきます!

神田 陽平(2014年度入社)
池袋本店 催事部 第一営業課

20代~30代の若い世代のお客様を獲得できる新規催事に
チャレンジしています!

催事企画の面白さ

私の主な仕事は、池袋本店の8階催事場で開催する食品催事の企画・運営です。企画段階での具体的な業務は、お取引先との出展交渉、会場レイアウトや広告媒体の作成など多岐にわたっています。開催期間中は、出展いただいたお取引先を売場でフォローしたり、お客様の列整理、販売、日々の売上管理などを行っています。催事場がお客様で賑わっている様子や日々の売上など、自分が考えた催事企画へのお客様の反応をダイレクトに目の当たりにできることが、催事企画のおもしろさの一つです。

新規催事の企画について

新規催事の企画は、20~30代の若い世代のお客様やファミリー層をターゲットとしています。 私は2018年に「にっぽんの弁当祭」、「肉グルメ祭」、「富山・石川・福井展」、「餃子マーケット」、「ニッポンのうまいもの祭」の5つの新規催事を担当しました。 どの催事でも、「SNS映え」「家族や友人と楽しめる」ことをコンセプトに、私自身がターゲット層と同世代であることを活かして、お客様が魅力を感じる商品や出展店舗の選定を行いました。

新規の催事を開催するにあたって、一番大変だったことは、やはりお取引先との出展交渉です。 まず他店の物産展を見学したり、流行の商品をリサーチしたりして店舗を選定し、出展交渉を開始します。 地方に店を構えるお取引先と出展交渉をするために、出張が続くことも珍しくありません。 時には、出張先で得た情報を基に、現地のお店に飛び込みで出展交渉することもあります。 東武百貨店の名物催事になっている大北海道展などと比べて、新規催事の出展交渉はお断りされてしまうことが大半でした。 それでも、多くのお店にアプローチをかけ続け、企画の趣旨や内容が正確に伝わるようにプレゼンして、出展につなげていきました。

催事が開催される約2ヶ月前からは、出展が決定したお取引先と、実際に販売する商品の品揃えや催事場内の出展場所などを決める打合せを開始します。 打合せでは、いかに、より多くのお客様を呼び込み売り上げていくか、互いの熱い想いがぶつかりあって議論が白熱することも少なくありませんが、このような打合せを重ねていくことで、自然とお取引先と信頼関係が深まっていくのも事実です。 そして、入念な準備期間を経て催事が開催され、お店に行列ができたときや、売上の予算を達成できたときに、お取引先と共に喜びを分かち合えることは、この仕事ならではのやりがいです。

今後の目標について

自分が手掛けた新規催事が、第2回、第3回と開催が続いていくように、「またこの催事に来たい!」と思っていただける魅力的な催事になるよう挑戦したいと思います。
そして、お客様から「東武百貨店といえばこの催事!」といわれるような、東武百貨店を代表する名物催事を、自分が作り上げていきます。

公地 絵美(2016年度入社)
池袋本店 食品部 販売推進課

東武百貨店食品フロアの魅力を
多くのお客様に知っていただけるよう、日々挑戦しています!

食品フロアの魅力を伝えるために

私の主な仕事は、食品フロアの販売促進企画を立案し、実行することです。
具体的には、お客様が東武百貨店の食品フロアに訪れたくなるイベントの企画や、お客様に商品の魅力を余すことなく伝えることのできる広告媒体の作成を行っています。

企画業務は、食の流行チェック等「市場調査」を行い、ターゲット層やどのような食のテーマにするか等「企画のコンセプト」を決定することから始まります。
コンセプトが定まったあとは、商品の選定、告知方法、販売促進の戦略について立案し実行していきます。ひとつの企画を実行するためには、商品を取り扱っている各売場の担当者、広告や装飾の制作会社、社内の販売推進部門等、多くの方との連携が欠かせません。 特に、「東武企画品」というオリジナル商品をお取引先と開発するときは、企画のコンセプトに沿った商品になるよう、イメージを共有するために打合せを重ねます。

多くの方と連携を取って企画を実行するには、スケジュール管理と調整する力が必要になります。現在は、先輩方に段取りを教わりながら調整力を磨いているところですが、ゆくゆくは、先輩の力を借りずに段取りをつけられるように成長していきます。

企画の仕事のやりがい

企画の仕事は、自分のアイディアを形にできるというおもしろさが魅力の仕事です。 しかし、企画を成功させなければならないという責任も大きく、「この企画内容でお客様の興味をひき、集客や売上の増加につなげることができるだろうか」と、不安や迷いを感じることもあります。 そのようなときは、企画で取り上げる商品の味、見た目を再確認したり、お客様がお買い物をする様子を見て、お客様の興味関心や自分がお客様に伝えていきたいことは何なのか、改めてポイントを整理し、企画の成功に向けてブラッシュアップしていきます。 苦労を重ねた結果、自分の企画で集客増や売上増に貢献できたときは、大きな達成感とやりがいを味わうことができ、「次はどんな企画に挑戦しようか」という意欲があふれてきます。

私が手掛けた企画として、「MORE STRAWBERRY!」という苺の企画があります。 この企画は、地下1階、地下2階の食品フロアで、苺をふんだんに使った商品を紹介する企画です。 20代~30代のお客様をターゲットとして、「味よし!見た目よし!お洒落ないちご商品」をコンセプトとしています。 見た目の可愛い個性的な苺スイーツはもちろんのこと、パンやドリンクにも目を向け、幅広い商品を紹介することに注力しました。 特にドリンクでは、東武企画品を開発しました。自分と同世代のお客様に「飲んでみたい」と感じていただけるよう、 見た目だけでなく、味や価格についても妥協せず、自分の考えを商品に反映できるように、打ち合わせを重ねました。 自分が思い描いた東武企画品が完成し、イートインコーナーでお客様が美味しそうに召し上がっている姿を見かけたときは、とても嬉しかったです。

魅力ある食の企画に挑戦していきます!

2018年11月に、食品フロアは大規模な改装をいたしました。生まれ変わった食品フロアは、より多くのお客様に東武ファンになっていただける可能性を秘めています。新規のお客様を獲得するために、この食品フロアの魅力を100%以上に引き出せる企画が必要だと思います。私は若手社員として、同年代のお客様が「買いたい」、「東武百貨店に行ってみたい」と思っていただける企画を生み出し、新規のお客様を獲得していきます!

齋藤 真(2009年度入社)
船橋店 販売推進部 販売促進課

船橋東武が地域の人々をつなぐ“集いの場”となるような
イベント企画に挑戦し、新たな東武ファン獲得を目指しています!

新たな船橋東武ファンを増やすために

販売促進課における私の主な役割は、幅広い層の方々に新しさや楽しさを感じていただけるイベントを企画・実行し、新たな船橋東武ファンを増やすことです。

近年、消費者のニーズは「モノ」から「コト」、そして「トキ」へとシフトしており、 「その場に参加することでしか味わえないトキ(時間)を消費するイベント」のニーズが高まっています。
船橋東武が地域のお客様にとって「特別な時間を過ごせる場」となるような新しい企画にチャレンジし、 船橋東武のファンを増やしていくことを目指しています。

地域活性化に貢献できたことが、大きなやりがいに

2018年8月に船橋東武8階屋上「スカイガーデン」にて開催した「船橋東武DE夏まつり」は、地域活性化を目的に実施したイベントです。 船橋で活躍するミュージシャンや市民ボランティアを中心に「船橋東武DE実行委員会」を結成し、 “地域の人” “地域の力”で創り上げるイベントを目指しました。
地元を応援したいという思いに賛同した多くの方々が“船橋の新しい魅力”として情報を拡散してくださったこともあり、 当日は2,000人を超えるお客様にご来場いただきました。 実行委員会メンバーだけでなくお客様も含めた会場全体の一体感を目の当たりにし、地域活性化に貢献できた達成感と感動がありました。
また、普段は船橋東武をあまり利用されないという若い世代のお客様も多く来場され、 そのような次世代の方に船橋東武の新たな魅力を知ってもらえたことにも大きなやりがいを感じることができました。

チームワークで新しいイベント企画にチャレンジ!

夏まつり以降も、「船橋東武DE実行委員会」のメンバーと共に、地域密着型イベントの企画・実行に次々と挑戦しています。
新しいチャレンジを続けることは、大きなプレッシャーと責任がのしかかり、時には不安を感じることもありますが、 自分の企画への想いは妥協せずに周囲と意見を交わすことで、より良い内容へと進化させることができます。
大きな仕事をチームワークによって成し遂げることができた時の喜びは、関わった人の数だけ大きなものになります。
今後も、船橋東武が地域の人々をつなぐ“集いの場”となるようなイベント企画に、チームの力でチャレンジしていきたいです。

滝 雄亮(2011年度入社)
池袋本店 お得意様外商部 お得意様外商第一課

お客様のより豊かな生活の実現をサポートできるよう、
お客様と強い信頼関係を築いていきます!

外商員は“お客様の人生をサポートするコンシェルジュ”

東武百貨店では、当店を特に多くご利用いただいているお得意様に「東武ロイヤルカード」という担当者付きの会員カードを発行しています。 東武ロイヤルカード会員様には私たち外商員が担当者として付き、それぞれのお客様のニーズに沿う上質な商品やサービスを厳選しご提案しています。

外商員は、言わば“お客様の人生をサポートするコンシェルジュ”です。 衣類・雑貨・リビング用品といった「日常生活に必要なもの」、宝飾・絵画等の「生活をより豊かにするもの」、そして進学・結婚・出産等の際に必要な「ライフイベントに関わるもの」まで、お客様の生活に関わる全てのものをご提案します。
お客様の趣味嗜好、ご職業、家族構成等を把握し、お客様の生活に合わせてオーダーメイドのようにご提案するのが外商員の役割です。「お嬢様の成人式に振袖」「お孫様の初節句に雛人形」「お孫様の小学校入学にランドセル」等、お客様ご本人だけでなく、ご家族の人生の節目に関わる商品をご提案することも多くあります。
ここまで密接にお客様の人生に関わることは、売場ではなかなか経験できないことであり、外商の仕事の醍醐味のひとつです。

販売員や営業担当との連携も不可欠

お客様にご満足いただけるご提案をするためには、自ら情報収集し幅広い知識を身につける努力が必要なのは当然ですが、売場の販売員やお取引先の営業担当の協力を得ることも重要です。
積極的にコミュニケーションをとり信頼関係を築くことで、有益な情報をいただけたり、商品の手配を円滑にすることにもつながります。

以前に、お取引先の営業担当との連携がうまくいき、商品の手配に成功した経験があります。 ハイブランドの腕時計を取り扱った特別販売会にご来場されたお客様が、ある腕時計を大変お気に召されたのですが、その腕時計は“入荷まで一年待ち”という可能性もある非常に人気の高いモデルでした。
私はすぐに営業担当に連絡を取り、お客様のご要望を熱心に伝え、粘り強く交渉しました。 結果、日頃から営業担当との信頼関係が築けていたこともあり、一ヶ月以内にご用意できることとなりました。
腕時計が入荷すると、お客様はすぐに新品の腕時計に付け替え、大変ご満足なご様子で私に披露してくださり、私も非常に嬉しい気持ちになったことを憶えています。 その後もこちらのお客様は、新しい腕時計をご所望の際には、私にご用命のうえご購入くださっています。

お客様のご家族とも信頼関係を築いていきたい

担当しているお客様が「何か買う時は、滝さんから買うよ」と言ってくださるのは、私を信頼してくださっている証であり、そのことに誇りを感じています。 今後も、お客様のより豊かな生活の実現をサポートできる外商員として成長できるよう努力を続けていきます。
そして、お客様のお子様、お孫様…と、ご家族にも末永く東武百貨店をご愛顧いただけるよう、信頼関係を築いていきたいです。

※所属部門は、インタビュー時(2018年12月現在)の所属です。

先輩社員の一日に密着

テナントリーシング業務担当者の一日に密着!

井口 愛子(2013年度入社)
営業本部 賃貸事業部 企画課

テナントリーシング業務では、テナント(店舗)の選定、出店条件の交渉、契約締結等の仕事をしています。テナント収入は、売上に左右されない安定的な収益を生み出して、東武百貨店の一翼を担っています。
そんなテナントリーシング業務で活躍している賃貸事業部 井口さんの一日に密着しました!

9:30
  • 出社
    お取引先からのメールをチェックして、一日が始まります。
  • スケジュール確認
10:00
  • お取引先企業への電話連絡、情報収集
    商談のアポイントの調整や出店に関する質疑等、お取引先と電話連絡を取ります。
    電話応対の合間に、他商業施設の情報や最新の流行をチェックし、リーシングのヒントを探します。

重要な内容の場合は、メールだけでなく電話でお伝えすることで、お取引先担当者との信頼関係が築けます。

11:00
  • 商談
仕事のポイント①
商談では、お取引先と賃料、契約期間、出店場所等について話し合います。東武百貨店にとってもお取引先にとっても重要な内容です。
商談中は、双方の要望を「正しく伝えること」「正確に伝わっているか確認すること」が重要です。認識の違いは、東武百貨店の損失に繋がる恐れがあります。
お取引先との認識のギャップがないように、契約内容等重要なポイントは、繰り返し確認を取るよう意識しています。また、お取引先との信頼関係を築くために、常に明るく丁寧な言葉遣いと真摯な姿勢を心掛けています。
12:00
  • 昼食
    東武百貨店に出店しているお取引先の飲食店でランチをすることが多いです。
    取引先との関係も深まります!
13:00
  • 外出
    出店候補のテナントを視察します

お客様の集まり具合や、品揃え、
店内のレイアウトなどに注目して視察しています。

16:00
  • 契約書や、部内の会議資料の作成
    契約書は、今まで行った商談の内容と誤りがないよう、正確に作成します。
    部内の会議資料は、賃料や契約期間といった重要事項について上司が判断を下せるように、わかりやすく作成することを意識しています。
17:00
  • 部内会議
仕事のポイント②
部内の会議では、まず売場担当者とともに、導入するテナントの業態を決定します。その際には、東武百貨店にいらっしゃるお客様が、どのようなサービス・商品を望まれているのか等、現場でしかわからない意見を取り入れることが重要です。
会議の結果を基に、賃貸事業部がお取引先に出店依頼を行い、賃料や出店場所等の条件面について話し合います。そして部内の会議で、各担当者のテナント案を比較・検討し、テナントを絞り込んでいきます。比較・検討するときには、条件面だけでなく、テナントのコンセプトや品揃えが、既存のお客様に受け入れられ、かつ新規のお客様も呼びこめるかという視点を大切にしています。
このように、リーシング業務は、常に売場をイメージして仕事に取り組むことが大切です。
18:00
  • 明日のスケジュール確認、商談の準備
    商談の予定があるときには、資料等の用意はもちろんですが、お取引先の最新情報やそれに関連したニュース等を事前に調べて、商談に備えます。
18:45
  • 退社
    新規オープンの商業施設や話題のお店の視察をかねて寄り道をして帰ることもあります。

仕事のやりがいと今後の目標
~東武百貨店らしいテナントミックスを目指して~

テナントリーシングにおいては、既存のお客様のみならず、新規のお客様をいかに獲得するか、という点も大変重要です。なぜなら、多くのお客様で賑わう施設は、施設としての価値が上がり、テナント収入向上に繋がるだけでなく、新たな販促活動や多彩なイベント・催事の実現等、店内全体に様々な相乗効果をもたらすからです。

したがって、お取引先の選定から出店条件の交渉まで自ら担当した店舗が、多くのお客様で賑わっている光景を目にしたときには、大きなやりがいを感じることができます。

地元や沿線のお客様のニーズに合い、新規顧客を獲得できる「東武百貨店らしいテナントミックス」の実現に向け、効果的なテナントリーシングが行えるよう、これからも努力を続けていきたいと考えています。

新入社員の一日に密着!

岡崎 健斗(2018年度入社)
池袋本店 スポーツ・子供・紳士服部 紳士オーダーシャツ売場担当

新入社員は売場に配属され、売場運営の基礎を身につけてから、企画やマネジメント等の仕事へとステップアップしていきます。
2018年4月に入社し、現在、池袋本店の紳士オーダーシャツ売場で奮闘している岡崎さんの一日に密着しました!

9:30
  • 出社
    前日の売上の確認から、一日が始まります。
9:40
  • 開店前の準備
    商品の陳列、売場の清掃をします。

お客様にとって“見やすく選びやすく買いやすい売場”になっているかを意識しながら、売場を整えます。

9:45
  • 朝礼
    チラシやWeb広告の内容、イベントの情報、その他お客様へのご案内に間違いがないように、売場のメンバーと情報共有します。
10:00
  • 開店
    店頭に立ち、お客様のお迎えをします。
10:30
  • 納品作業
    発注した商品が入荷したら、検品をして倉庫に保管します。
  • オーダーリストのチェック作業
    月に一度、オーダー品の納品状況、お客様へのご連絡やお渡し状況等について、リストとお品物の現物を照合しチェックします。
岡崎さんの成長ポイント①
作業をする際には、決めた時間内に終えられるよう、時間を意識して行動するように心掛けています。
正式に部門配属されたばかりの頃、売場レイアウトの変更作業を行った際、予定していた作業時間を30分オーバーしてしまったことがありました。計画的な事前準備ができていなかったことと、所要時間の見込みが甘かったことが原因でした。
この反省から、作業をする際には、事前にやるべきことを明確にして準備を整えることと、時間を意識して行動するように改善しました。また、全て一人でやろうとせず、臨機応変に先輩たちの手を借りて、チームで効率的に動くことの大切さも学びました。
12:30
  • 昼食
13:30
  • 接客
岡崎さんの成長ポイント②
オーダーシャツの接客時、採寸した首回りの大きさから40センチを提案したところ、もう少し大き目がよいとのお客様のご意向で、0.5センチ刻みで確認しながら、首回りのゆとりを調整し、最終的に42センチでお仕立てすることになったことがありました。
この経験から、サイズ感や着心地の好みには個人差があり、単に採寸した数値だけでお勧めするのではなく、お客様のご要望をよく伺い、イメージのすり合わせをしながら接客することの大切さを学びました。
16:00
  • 休憩
16:30
  • 接客

ギフト包装を承る時は、掛け紙の種類やお名入れ、リボン掛け等、お客様のご要望をしっかり伺い、心をこめて包装します。

18:00
  • 売場巡回
    担当売場内を巡回し、商品の乱れ、値札の落札、プライスカードの表示等をチェックします。
18:30
  • 業務の引き継ぎ
    間もなく退社時刻。遅番のメンバーに業務の引継ぎを行います。

特に、お客様とのお約束事については、確実に引継ぎができていないと、お客様にご迷惑をお掛けしてしまうことになります。
引継ぎ事項に漏れがないように、要点をまとめて、わかりやすく伝えるよう心掛けています。

18:45
  • 退社

岡崎さんの目標 ~こんな社員に成長したい!~

オーダーシャツ売場に配属されたばかりの頃、採寸をすることが初めての経験でしたので、メジャーの使い方等、採寸の基礎から教えていただきました。初めはニットや小物類の接客、既に採寸データのあるリピーターのお客様の接客等から次第にステップアップしていき、オーダーシャツの接客技術を実践で徐々に身につけていきました。9月半ば頃、新規のお客様を担当し、採寸からお見送りまで初めて一人でこなすことができた時には、大きなやりがいと自身の成長を感じることができました。

できる仕事の幅が広がっていくと、「よりお客様にご満足いただける接客をするにはどうしたらよいだろう」「より効率的に仕事を進めるにはどのように工夫したらよいだろう」と、一段階上の仕事の仕方を考えられるようになりました。オーダーシャツに関する知識だけでなく、売場運営に関する知識についても自主的に学び、広い視野を持てる社員に成長していきたいと思っています。そして将来は、東武百貨店の新たなファンを増やせるような、販売促進や企画の仕事にチャレンジすることが目標です。

仕事と家庭を両立している社員の一日に密着!

石川 恵理(2008年度入社)
池袋本店 婦人服飾雑貨部 婦人靴売場担当

東武百貨店は、社員が仕事と家庭を両立しやすい職場環境づくりを推進しています。
今回は、育児短縮勤務制度を利用しながら、婦人靴売場で主任として活躍している石川さんの一日に密着しました!

8:30
  • 子供を保育園に預けて出勤
    「ママ、頑張ってね!」と子供に見送られながら、保育園を後にします。入園したばかりの頃は、子供の泣き声に後ろ髪を引かれる思いで出勤していましたが、今では笑顔で見送ってくれるようになりました。
    通勤電車の中では、ニュースを読んだり、一日の業務スケジュールを頭の中で整理することで、気持ちを仕事モードに切り替えます。
9:30
  • 前日の売上確認
    前日の売上と、どのブランド・アイテムがよく動いたのかを確認します。
  • 前日の業務引継ぎの確認
    前日の遅番からの業務引継ぎ事項を確認します。
    業務の引継ぎや連絡事項の共有には「引継ぎ連絡ノート」を使用し、出勤したタイミングで全員が必ず目を通すようにしています。
  • タイムスケジュールの組み立て
    本日やるべき業務を整理し、一日のタイムスケジュールを組み立てます。
効率的に仕事を進めるポイント①
育児短縮勤務制度の利用により、限られた時間の中で効率的に業務を遂行するためには、タイムスケジュール管理が欠かせません。
ひとつの作業に必要な時間を考え、「何時までに何を終わらせるか」を具体的に計画し、行動するようにしています。
また、前倒しできる仕事は早めに取り組むようにし、日程に余裕をもって進めるように心掛けています。
9:45
  • 朝礼
    お取引先の販売員を含めた売場の全員が朝礼に参加し、新聞折込広告の内容等の情報共有、前日の売上と本日の予算の確認等を行います。

朝礼の進行は、主任または係長が行います。
メンバー全員が開店時から自然な笑顔で売場に立てるよう、朝礼では自ら率先して笑顔で元気に進行することで、皆さんの笑顔を引き出すように努めています。
朝礼では、商品紹介や、接客スキル向上を目指した内容(接客のケーススタディ、クレーム事例と再発防止策の共有等)を取り入れることもあります。売場の販売力を高めるための取り組みも、主任の重要な業務のひとつです。

10:00
  • 開店
    店頭に立ち、朝一番にご来店されるお客様のお迎えをします。
10:10
  • 販売員へのヒアリング
    売れ筋商品の確認やお客様の動向、好不調の要因等について、販売員にヒアリングをします。ヒアリングには、商品やお客様の動向を知る以外にも、販売員の皆さんとコミュニケーションを図り、信頼関係を深める目的もあります。
  • 売場巡回
    各売場やショップを巡回し、商品展開、ディスプレイ、販売員の動き、お客様のご様子等をチェックします。
    特に、販売員の様子については、お客様にご挨拶やお声掛けができているか等をチェックし、改善が必要な場合は指導を行います。

販売員の様子を見る時は、悪い点だけでなく、良い点もチェックしています。
ご本人に「今の対応、良かったですよ!」と直接伝えることでモチベーションも上がりますし、朝礼時に“良い事例”として紹介することで、全員で共有し実践することもできます。

12:45
  • 昼食
13:45
  • 売場巡回
    売場を巡回しながら、活気を出すための声出しを行います。また、お困りのご様子のお客様をお見かけした時には、こちらから積極的にお声掛けするよう心掛けています。
  • お取引先との商談
    お取引先の営業担当と商談を行います。トレンドや他店の動き等の情報交換も行い、売場づくりに活かしています。
16:00
  • 退社
    やり残した業務、お客様とのお約束事等があれば、必ず引継ぎをしてから退社します。
効率的に仕事を進めるポイント②
売場では、お客様対応等、突発的な業務が発生することがあり、計画していたスケジュールどおりに業務を進められないこともあります。退社時刻までに終わらせることができなかった業務があれば、必ず職場の方に引継ぎをしてから退社します。
また、子供の体調不良等で急なお休みをいただく事も想定し、業務の進捗状況やお客様とのお約束事項等は常に上司や同僚と共有を図り、自分一人だけで抱えている業務がないように気をつけています。
17:00
  • 保育園にお迎え
    保育園での出来事を子供から聞きながら帰宅する時間は、忙しい一日の中でも幸せを感じる時間です。

育児支援制度を利用して
~充実した制度と職場のサポートに感謝~

東武百貨店は、仕事と家庭の両立に向けた支援制度が充実していると感じています。
保育施設に入所できない待機児童が社会的に深刻な問題となっていますが、当社の育児休職制度は子供が3歳になるまで取得することが可能ですので、 育児休職中は心にゆとりを持って復職について考えることができました。復職後は育児短縮勤務制度を利用し、保育園のお迎えに間に合う時刻で退社しています。
当社の育児短縮勤務制度は1時間から最大3時間まで勤務時間を短縮することができ、30分刻みで勤務時間を選択できるため、子供の年齢や自身のキャリアプランの変化に合わせて、柔軟に対応することができます。この点も、育児をしながら無理なくキャリアアップを考えて働き続けることができるポイントのひとつだと思います。

復職した当初は、フルタイムで働けないことに対する心苦しさや、子供の体調不良で急なお休みをいただくことで職場の皆さんに迷惑を掛けてしまうかもしれないという不安な思いがありました。しかし、職場の皆さんが、私がスムーズに退社できるよう退社時刻に合わせて声を掛けてくださるなど優しく気遣ってくださり、そうした皆さんの温かいサポートのおかげで、不安な気持ちは薄らいでいきました。私が仕事と育児を両立できているのは、職場の皆さんの支えがあってこそだと、心から感謝しています。

当社には、育児支援制度を利用しながらキャリアアップを目指しているワーキングマザーが多数います。ライフプランを設計する上で、仕事と家庭を両立して働き続けることができる職場環境かどうかは、重要なポイントのひとつです。就職活動中の皆さんには、企業選びの際にはその視点も持って考えることをお勧めします。頑張ってください!

※所属部門は、インタビュー時(2018年12月現在)の所属です。

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