東武グループの一員として

サステナビリティの考えをカタチに

東武グループ 東武グループは、「お客様の暮らしに密着した事業を通じて沿線地域の発展に貢献する」大規模な企業集団です。
2021年3月現在、東武鉄道および連結子会社80社、持分法適用会社3社を連結の範囲とし、運輸事業、レジャー事業、不動産事業、流通事業、その他の事業の5つのセグメントで構成されています。

“サステナビリティ”の考えのもと、社会とのコミュニケーション、地球環境に配慮し、地域社会の魅力創造に努めています。

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私たち東武百貨店も、グループ企業との連携を図りながら、グループの一員としてサステナビリティの考えをカタチにする取り組みを積極的に行っています。
今後も「人と地球が共存共栄できる持続可能なライフスタイル」のために、「サステナブル」な活動に取り組み、地域社会とグループの持続的な発展に貢献していきます。

サステナビリティの考えをカタチにした取り組みの一例
「くらしの中で見つけるSDGs」タブロイド紙の発行
池袋本店では、2021年10月、ショッピングという身近なアクションを通して、楽しくポジティブに続けられるSDGsを提案するタブロイド紙「くらしの中で見つけるSDGs」を発行しました。
くらしの中で見つけるSDGs
IKEBUKURO HANA CIRCLE PROJECT(池袋ハナサクプロジェクト)
池袋ハナサクプロジェクト 2021年5月~6月に、池袋を拠点とする複数の企業により、開催された“花とみどり”をテーマにした「IKEBUKURO HANA CIRCLE PROJECT(池袋ハナサクプロジェクト)」に参加しました。

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化粧品空き容器引き取りキャンペーン
池袋本店ではリサイクルを目的に、不要になった化粧品の空き容器の引き取りと引き換えにお買物券をプレゼントする企画を定期的に開催しており、3日間で約1,000点の引き取りを行った実績があります。
お客様が買い物を通して身近にご参加いただけるサスティナブルな取り組みとして毎回好評です。

ポテンシャルの高い立地

進む 街の活性化

東武百貨店は、池袋本店と船橋店の首都圏2店舗での営業体制です。
両店ともに、多くの路線が乗り入れるターミナル駅に直結しており、利便性が高い立地です。

池袋本店
池袋本店

池袋本店は乗降客数が国内トップ3のターミナル駅である池袋駅に直結している立地が大きな強みの1つです。

池袋本店のある豊島区は「文化を基軸としたまちづくり」、「高齢者にやさしいまちづくり」、「子どもと女性にやさしいまちづくり」、「さらに安全・安心なまちづくり」の4本柱のもと、持続発展都市を目指した取り組みを進めています。


池袋西口公園、IKEBUS 加えて現在池袋エリアでは、持続発展する国際アート・カルチャー都市「アトカル×SDGs」構想実現のため、演劇やイベント、オーケストラにも対応した野外劇場を備える「池袋西口公園」をはじめとする4つの公園すべての整備が完了しました。
あわせて、これら4つの公園をつなぐ新たな移動手段として真っ赤な電気バスである「IKEBUS」が走り、池袋のまち全体の回遊性を高めるなど、街の活性化が加速しています。

更に池袋西口地区は合計約5.9ヘクタールを対象とした大規模再開発事業も進行しており、駅とまちが一体となったまちづくりと新たな沿線価値の創出や国際競争力強化を目指しています。
このように、非常にポテンシャルの高い池袋西口に立地する東武百貨店は、街とともに大きく発展していく可能性があります。

船橋店
船橋店

船橋店もまた、船橋駅に直結したターミナル百貨店です。
船橋駅は、東武鉄道を含む3路線が乗り入れる千葉県有数のターミナル駅のひとつであり、東京駅から電車で30分以内と都心へのアクセス抜群です。

さらに2020年には東武アーバンパークライン全線で急行運転が開始されたことから、船橋店の商圏拡大も期待できます。

「今」求められる“マイストア”を目指して

池袋本店60周年 「地域に密着し、沿線のお客様に貢献する新ターミナル百貨店を目指す」という経営方針のもと、東武百貨店は、地域、沿線のお客様の生活向上のお役に立つことを使命として、従来の百貨店ブランドにこだわらない、多彩なテナントミックスを創ることで、お客様の生活を豊かする「マイストア」としての価値提供に取り組んできました。

2022年には池袋本店60周年、船橋店45周年を迎えます。
この節目を機に、「お客様が本当に求めていらっしゃることは何か」を改めて見直し、もう一歩踏み込んだ「マイストア」を追求していきます。
そのための一つの方法として、多くのお客様にご協力いただき「お客様アンケート」を実施いたしました。
お客様からいただいた貴重なご意見を共有するために、全社員を対象にアンケート結果報告会を開催し、全従業員が一丸となって、お客様のご要望の具現化に取り組んでいます。

両店ともに、ポテンシャルの高い立地に甘んじることなく、お客様のニーズや要望にしっかり向き合い、カタチにすることで、「今、お客様が求める“マイストア”」を実現していきます。

東武の「食」

池袋本店食品フロア

池袋本店食品フロア 池袋本店の食品フロアは2フロア分の広さを存分に活かし、日常~非日常までを幅広く彩る品揃えでお客様に「選ぶ楽しさ」をご提供しています。
なかでも商品の選定、仕入れ、販売まで当社の社員が中心となって携わる「全国銘菓撰」と「おやつテーブル」は東武百貨店ならではの自主編集売場です。

「全国銘菓撰」は全国各地の銘菓を取り揃えており、各地の老舗の味、旅の思い出の味、懐かしいふるさとの味が楽しめると大変好評です。

おやつテーブル また、「おやつテーブル」は、これまでにない『見た目が可愛くて、おしゃれ』と『小分け』をキーワードにしたお菓子のセレクトショップです。全国から選りすぐった約400種類のお菓子をカテゴリー別に陳列し、選ぶ楽しみをご提供するとともに、色々なものを少しずつ食べたいというお客様のニーズにもお応えしています。

ハナサンテラス また、地下1階3番地のハナサンテラスをはじめとする複数のイベントスペースでは、週ごとに変化する新しいショップや商品ラインナップで、いつ来ても新たな発見を楽しんでいただけます。

船橋店食品フロア

FUNABASHIいちばんち市場 船橋店の食品フロアは、2021年に地下食品フロアの生鮮・グロサリー売場を「地域密着」「ワンストップ」「ストレスフリー」をキーワードに18年ぶりに大改装しました。
高品質な商品を楽しくお買い物していただける場所を目指しています。
新たな売場名は「FUNABASHIいちばんち市場」。ロゴマークは船橋が誇る特産品のホンビノス貝の中に、梨やにんじん、小松菜、スズキなどを詰め込みました。地域に根差した売場を象徴し、街の人たちのおなじみの市場をイメージしたデザインになっています。

東武限定品

レトロカワイイスイーツ&パン そして、東武百貨店オリジナル商品をお取引先と一緒に作り上げる「東武限定品」の企画では、お客様を飽きさせない新たな 「食」の提案を日々行っています。

例えば、「レトロカワイイスイーツ&パン」特集では、20代の若いお客様を意識した東武百貨店でしか手に入らない東武限定品を企画し、WEB広告やSNS発信を積極的に利用しました。
その結果、ターゲット層から多くの反響があり、新たなお客様層の獲得につながりました。

「食」催事

東武百貨店の催事は、池袋本店、船橋店共にお客様からの高い支持を得ています。

「食」催事 池袋本店8階には、「都内最大級」450坪の売場面積を誇る催事場があります。
なかでも、「大北海道展」は年3回開催され、それぞれの季節の旬の食材を活かした東武限定品のご紹介など、お客様を飽きさせない工夫が好評で、「首都圏売上NO.1」の、東武百貨店を代表する催事です。

また、2017年に初開催してから人気急上昇の「IKEBUKUROパン祭」や2021年初開催の「IKEBUKURO和菓子ショー」など、新たな企画を次々と実現していることも当社の催事が高く支持されている理由の1つです。

今後も、「いまだけ、ここだけ」の価値ある商品との出会いを実現し、お客様の期待にお応えし続けます。


新たな取り組み

ライフスタイル提案の強化・テナントミックス

当社は、日々変化する「今」のニーズをとらえ、従来の品揃えや商品編成に捉われることなく新規ブランドの導入や、テナントミックスの推進に力を入れています。

家電のノジマ、くらしプラス とくに昨今のテレワークの普及などライフスタイルの変化による「イエナカ需要」に応えるために、「くらしのカテゴリー」を強化しています。

2021年には、池袋本店4階婦人服フロアに、家電のノジマや手芸用品ユザワヤ、インテリア雑貨やルームウェアなど様々なショップを集めたエリア「くらしプラス」をオープンし、お客様へ「イエナカライフスタイル」の提案を強化しました。

匠大塚、モンベル また5階紳士服フロアに、上質で確かな価値を提供する、家具インテリアの「匠大塚」を導入しました。
周辺には高級自転車や高級オーディオ、盆栽教室などのショップもあり、
一帯が新たなライフスタイル提案ゾーンとなっています。
更に、アウトドア総合提案型ブランドとして、ニューファミリー層からアクティブシニア層まで幅広く支持されている「モンベル」も導入しました。

多彩なテナント 加えて、テナントミックスも推進しています。
池袋本店には百貨店初の「ユニクロ」を導入し、広々とした店内には最新のモニターディスプレイや商品什器などを取り入れ、国内の情報発信的存在として、お客様に最新のユニクロを提案しています。
初の都内大型ターミナル百貨店でのワン・フロアショップ「ニトリ」は立地の利便性と回遊しやすいショップレイアウトが特徴です。遊びと学びが融合したキッズエンターテイメント施設「にこはぴきっず NHKキャラクターとあそぼう」は次世代のファミリー層の来店きっかけになっています。
船橋店にはビッグカメラやマツモトキヨシ、2021年にはユニクロを導入するなど、両店共に効果的にテナントミックスを進めています。

新たなお客様層の獲得・販売チャンスの拡大

レストラン街スパイス 都内最大級のレストラン街スパイスには、「百貨店初」や「産地にこだわった食材を使用した店舗」など若い世代をターゲットとした5店舗を新たにオープンし、新しいお客様層の獲得や、レストラン街の活性化に繋がりました。


販売チャンスの拡大 近年、東武百貨店は外販サテライト事業による販売拠点の拡大や、取り扱う商品の拡大を積極的に行い、新たな販売チャンスの拡大を追求しています。

独自の品揃えに力を注ぐTOBUオンラインショッピングや、TVショッピングという新しい販売チャネルの活用により、日々変化するお客様のニーズに対応しています。

地域と共に発展する地域密着型百貨店

池袋本店の取り組み

IKEBUKURO HANA CIRCLE PROJECT(池袋ハナサクプロジェクト)

池袋ハナサクプロジェクト 池袋本店が立地する豊島区は内閣府から「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」に選定され、持続可能なまちづくりに取り組んでいます。
池袋に来た人が少しでも心豊かになり、何度でも訪れてほしいという願いを込めて、2021年5月~6月に、池袋を拠点とする複数の企業により、“花とみどり”をテーマにした「IKEBUKURO HANA CIRCLE PROJECT(池袋ハナサクプロジェクト)」が開催されました。
このプロジェクトでは、池袋の商業施設や公園各所などで、マルシェやスイーツ販売、自然をテーマにしたライブ演奏やワークショップなど、さまざまなイベントが行われました。
東武百貨店池袋本店では、環境に配慮した商品の紹介や無農薬栽培の食用の花「エディブルフラワー」を使用した限定スイーツやサラダなど「見た目が華やかで食べても美味しい」商品の紹介を行いました。

『農』との出会いin池袋

『農』との出会いin池袋 グループ会社である東武トップツアーズ株式会社が、2021年11月に都市農業をPRする「『農』との出会いin池袋」を開催しました。このイベントは、コロナ禍で、都市住民や民間企業の間で都市農業や都心で行う農的活動への関心が高まっていることを受け、農とのふれあいを通して都市農業への理解と関心の向上を図っていくものです。
当社も「ハーブ種まき体験」や「野菜スタンプを使用したオリジナルトートバッグ作り」などのイベント用に、池袋本店の屋上スペースを開放し、地域の様々な世代のお客様に楽しんでいただきました。

TOBU WEEK

TOBU WEEK 2021年9月~10月に池袋本店では、東武鉄道沿線や東武グループにフォーカスした「TOBU WEEK」を開催しました。
沿線自慢のグルメのご紹介や東武グループとのコラボ福袋の販売など、お客様により身近に東武を感じていただける機会となりました。このような取り組みは、東武グループだからこそできる、オリジナル企画であり、東武百貨店の大きな強みといえます。
また、東武グループポイントサービス「TOBU POINT」を活用した様々な施策も、お客様に喜んでいただくだけでなく、沿線地域やグループ全体の活性化にもつながっています。

船橋店の取り組み

プロスポーツチームとのコラボ企画

船橋店は、地元企業やお客様との関わりがとても強い店舗です。

プロスポーツチームとのコラボ企画 例えば、地元のスポーツチームである
「千葉ロッテマリーンズ」(野球)、「千葉ジェッツふなばし」(バスケットボール)、「クボタスピアーズ」(ラグビー)の3チームをコラボ企画などを通して応援しています。

リーグ開幕キャンペーンをはじめ、写真展の開催、フォトスポットやメッセージボードの設置、選手の勝負飯フェアなど数多くの企画を立ち上げ、地域の皆様と一体になって盛り上げています。


ふなばしマルシェ

ふなばしマルシェ また、定期的に開催している「ふなばしマルシェ」では、
地元で人気のショップのほか、地元で採れた新鮮な野菜やフルーツ、名産品を販売しています。
生産者と共に地元の名産品を紹介する同企画は、生産者の思いを伝え、生産者とお客様をつなげる場になっています。
根強いリピーターのお客様からだけでなく、新しいお客様からも反響をいただき、次世代顧客への積極的な働きかけのチャンスとなっています。

そして、「地元のギフトを贈りたい」というお客様ニーズにお応えするため、「千葉・船橋銘産ギフト」の取り扱いを拡大し、地元の名産品を様々な場所へお届けすることができるようになりました。

地元作家の絵画展(地元企業との共催)

地元作家の絵画展(地元企業との共催) 更に、2021年7月に船橋店では地元作家の絵画展を地元企業と共催し、収益の一部を芸術文化振興のために千葉県に寄付しました。
美術を通しても地元とのつながりを強めています。


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